前回の記事の続きです)


『上司に伝えたいことを伝えられずにだんだんストレスがたまってしまう。』
そんな時、爽やかに自分の本当の気持ちを伝えていくかということが重要とお伝えしました。


では「自分の気持ち」も「上司の気持ち」も両方の気持ちを尊重した爽やかなコミュニケーションを行うためにはどうしたら良いのでしょうか?


前回の記事で紹介した図でいうと (C) の部分にあたります。





爽やかに自分の気持ちを主張するためには、気持ちを伝える順番があります。
いきなり最初から自分の気持ちだけを主張してみても、大抵の場合、まず相手の方に聞く耳を持ってもらえません。


いきなり気持ちを押し付けても、ただのゴリ押しになってしまうということですね。


どのように伝えるか順番をまとめると3ステップになります。



ステップ1. ビジョン、意図を伝える
ステップ2. 具体的、客観的な事実を伝える
ステップ3. 自分の偽らざる気持ちを伝える



それでは「例えば」のケースを想定しながら説明していきしょう。


あなたが、残業をしながら締め切りが厳しい仕事をやっているところ、
上司からこのように言われて新しい仕事をお願いされました。


「〇〇君、週明けまでにこの説明資料もついでに作っておいて。」


...「ついでに」とサラッと言いながらも結構な無茶ぶりです。
両方の仕事を行うと、深夜まで残業をしないと両方の仕事の納期を守れそうにありません。


自分の気持ちよりも客観的な事実ということが重要です。


「そうではあるのですが、今頂いた仕事にこれから取り掛かると
先日〇〇さんから頂いた仕事の締め切りが遅れてしまいそうです。」


ステップ3. 自分の偽らざる気持ちを伝える


ステップ3で自分の本当の気持ちを「自分を主語にして」伝えていきます。


「そのため今頂いたお仕事よりも、先日〇〇さんから頂いた仕事をまず先に
終わらせて締め切りを守りたいと、私としては思っているのですが、
〇〇さんのお考えを聞かせて頂けますか?」


以上例を挙げて説明していきましたが、いかがでしたでしょうか?


アサーティブなコミュニケーションで、特に大切なのは心の中では本当に思っていないことを伝えてしまうと、
何となく嘘ぽっかったり、皮肉っぽく伝わってしまったり、
最悪の場合「本当はバカにしているのか?」などと受け取られてしまうので、
自分の本当の気持ちを伝えるということが大切です。


「上司から話しかられた瞬間に、とっさにここまで思いつかないよ。」という方もいらっしゃるかもしれません。


それは当然の反応だと思います。
なぜならアサーティブなコミュニケーションにはトレーニングが必要と言われているからです。


特に私たちは、忙しさや日々の仕事に毎日追われていくうちに自分の本当の気持ちが何なのかに意外に気づきにくくなっていたりします。


自分の本当の気持ちを伝えるには、まず自分自身の気持ちに気づくことが重要です。


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