タカシ先輩から、女性との会話で『ずっぽり見事に落とし穴にハマりそう』と不吉な予言を受けたカオル君。
カオル君は果たして、予告通り見事に落とし穴にハマってしまうのか?


・マンガで学ぶコミュニケーション ~ オタク男子のコミュ障克服の物語 ~
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今回はカオル君がずっぽり見事にハマりそうな、女性との会話での落とし穴について話すぞ。

超さわやかな笑顔で言わないで下さいよ!
なんだかタカシ先輩が、少しうれしそうに見えるのは僕の気のせいでしょうか?

ククク...すまんのう。カオル君がハマる姿がなんとなく目に浮かんでね...
...でも会話で落とし穴にハマりそうな箇所を事前に知っていれば、実際の会話ではハマらずに済むぞ。

まあ、それはそうですが...

では会話の想定練習だ!
...見せてもらおうか!カオル君の実力とやらを!

...ううっ!いきなりですか!
なんだか緊張してきた...

例えば、カオル君の職場の同期の女の子が、君に相談を持ちかけたと想定しよう...

は、はあ...!

彼女が
『最近、不慣れな仕事を引き受けてしまって、残業続きで困っているの。』
と言ってきた場合、カオル君ならどう答えるかな?

とりあえず、彼女の残業が続いている状態が解決できるように力になりますかね。
彼女に何か良いアドバイスができたらいいんですが...
『慣れていない仕事は、あまり引き受けないほうがほうがいいよ。』
とか...

はい!ブッブー!そこでもうダメ!
ずっぽり見事に落とし穴にハマりました~

ううっ!そうなんですか!(泣)
...ていうか、タカシ先輩、なんかやっぱりうれしそうですよね!?

いや~おかげで説明がしやすくなるな~
...と思ってね。

例えば、今のカオル君のような会話で、うっかり解決策やアドバイスを言おうものなら、
『この人、私の気持ちを全然わかってくれない!』
となって、KYな人リストにリストアップされてしまうわけだ。

はいはい!
...どうせ僕はKYですよ~!

...あ~あ。スネちゃった...
前回も言ったけれど、女性が会話で求めているのは、解決策やアドバイスではなく、まず共感なんだよね。
こんなときはまずオウム返しをして大変な気持ちを受け取るといい感じ。

『最近、不慣れな仕事を引き受けてしまって、残業続きで困っているの。』

『そうなんだ。残業続きで困っているんだね。大丈夫...?』

...とかね。

なるほど...確かにそんなふうに言ってくれると、なんとなく分かってもらえた!
...という気持ちになりますね。

そう!女性が誰かに相談するとき、解決策を求めているのではなく、
まず共感を求めているのだ...

『困っているんだね。大丈夫...?』
と共感してもらえれば、
『ありがとう...大丈夫。大変だけど、仕事を覚えるためにもう少し頑張ってみるね。』
と解決策も自然に出てくる。

...ていうか、共感もなしに、女性の悩みを勝手に解決してはいけません!

ううっ!...悩みを解決してはいけないんですね!?
解決策を出そうとしている時点で、すでにドツボにハマっていたのかも?
...でもオウム返しでいいなら、僕にもできるような気がします。

共感が苦手で、KYな人でも、オウム返しならできる。
つまり、カオル君も、明日から大丈夫という訳だ!(キラッ☆)

いつの間にか超さわやかに、タカシ先輩のKYな人リストに、リストアップされている気がする!


KYな人リストにリストアップされたと感じてヘコむカオル君。
果たしてカオル君はKYな人の汚名を返上できるのか?


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(...次回へ続く)